W杯後も続くサッカーの力
世界中が熱狂したワールドカップが
フランスの優勝で幕を閉じた。
FIFAワールドカップは今やオリンピックに並ぶ、
世界から注目されている大会である。
もちろん大きなお金の動きもある。
日本でも有名になった話だとは思うが、
フランス代表の19歳エース、ムバッペがW杯の賞金とボーナスを
全額慈善団体へ寄付することを表明した。
普段から慈善団体を積極的に支援しており
何も今回が特別だということではない。
ムバッペだけでなく、欧州の選手ではよくある話だ。
有名なサッカー選手の活動で言うと
マンチェスターユナイテッドのMFフアン・マタが立ち上げた
『Common Goal』というプロジェクトがある。
世界中の選手が、給与の1パーセントを寄付することなどによって
スポーツを通して、社会に貢献する。
ドイツ代表マッツ・フンメルスなどの参加もあり、
どんどん輪が広がっている。
最近では、アジア人で初めて
香川真司が参加を表明した。
大阪出身、セレッソサポーターの私としては
個人的にすごく嬉しいことだ。
香川は、以前から#ShinjiDream企画など
様々な活動をしている。
W杯後には、西日本の豪雨災害へのチャリティーイベントを
古巣セレッソのホームスタジアムの長居で実施した。
Common Goalなどの活動に日本人選手が参加することで
この活動が日本にも広がり、スポーツを通した社会貢献が
さらに活発になることを期待している。
欧州でプレーする選手には、サッカーだけでなく、
他の良い文化も日本へ持ち帰って欲しいと思う。
”スポーツは世界を変える”